不妊検査・治療について

不妊症と不妊治療について

不妊症とは、赤ちゃんを望んでから一定期間(一般には1年)経過しても妊娠しない状態のことです。
不妊の原因を解明して、適切な治療を行うことが赤ちゃん誕生のために必要です。

当院では患者様に合わせた検査を行い、出来るだけ早く妊娠出来るように治療を行っています。このため、数ヶ月~1年で治療をステップアップさせていくように心がけております。
当院は特定不妊治療実施医療機関で、1991年から体外受精に取り組んでいる実績があります。また、顕微授精は1997年から行っております。
初診時は簡単な相談となります。次回以降予約制で診療を進めていきます。

不妊症の検査

不妊症の検査は生理中、排卵期、高温期などそれぞれのタイミングで行います。検査中も避妊ではありませんので、検査中に妊娠される方もいらっしゃいます。

検査内容
・基礎体温測定 ・子宮頚部細胞診 ・クラミジア抗体
・超音波検査、内診(超音波検査で卵胞の大きさを測定して排卵期を予測します)
・頚管粘液検査(排卵期に行います)
・子宮卵管造影(生理直後に行います)※予約制 (原則、検査のみは受け付けておりません)
・ホルモン測定(必要に応じて生理中あるいは黄体期に行います)
・抗精子抗体
・ヘルパーT細胞(Th1/Th2)
・精子検査(ご自宅で採取して頂きます。初診の際は採取容器をお渡し致します。 月~土の午前外来受付時間内にお持ちください。)

不妊症の治療

不妊には様々な原因があり、残念ながら原因が分かっていないこともあります。ご来院くださる方の中には、一時も早く望んでいる方もいれば、なるべく自然に近いかたちでチャレンジしたい方もいらっしゃいます。当院では皆さまと一緒にオーダーメイドの治療を心掛けています。

【人工授精】
人為的に精子を女性の生殖器内部に注入して、女性の体内において受精、妊娠させる方法です。
【体外受精】
精子と卵子(膣から超音波下に採取)を体外に取り出して、人為的に結合・受精させて、受精した受精卵を再び女性の子宮内に戻して妊娠させる方法です。入院の必要性はありません。
【顕微授精】
精子の数がとても少ない場合や、体外受精で受精が起こらなかった場合に1つの卵子に対して1つの精子を顕微鏡で見ながら細いガラス管を使用して直接注入して受精させる方法です。
【精子凍結】
人工授精や体外受精などで精子を使用する当日、夫の都合がつかない場合に予め採取して保存した精子を用いる方法です。凍結して融解した精子は、凍結前と比べて運動している精子の数が減少することがあります。
【受精卵凍結】
受精卵が比較的多数ある場合、体外受精で受精した卵を凍結保存します。もし、妊娠しなかった場合に再度採卵をしなくても、凍結卵を融解して胚移植を行うことができます。
【胚盤胞移植】
受胚盤胞移植とは、受精卵(胚)を採卵後5日間培養し、胚盤胞になってから子宮内に移植する方法です。初期胚移植より妊娠率が高いため、移植胚数を減らして多胎妊娠を予防できます。しかし、胚が胚盤胞まで到達する割合が低いため、移植がキャンセルになることもあります。
【TESE精巣精子回収術】※
無精子症や不動精子症、重度射精障害などの男性不妊患者様の精巣から直接精子を回収する手術方法です。
【MESA精巣上体精子回収術】※
無精子症において閉塞性無精子症の男性の精巣上体から精子を採取する方法です。

※桐友クリニックと提携


費用のご案内

項目 費用(税別)
人工授精 14,900円
採卵・移植(体外受精等) 195,000円
※体外受精は3回目より10%引きになります。
ICSI(顕微授精) 30,900円~
受精卵の凍結 41,000円~
A.H.(Assisted Hatching) 7,000円
Blastocyst culture 21,000円
融解胚移植 36,000円+胚保管料(1,000円/月)
精子凍結(算定料含む) 12,300円+精子保管料(1,000円/月)
2段階移植料 30,900円
TESE 54,000円~