一般婦人科外来

思春期から成人女性まで、健やかな生活を過ごすことができるように、診療・検診を行っています。
身体のトラブル、悩み、気になることがあればお気軽にご相談ください。

一般婦人科外来への受診について

女性の身体はとてもデリケートなので、ホルモンの影響などによって年齢と共にさまざまな変化が見られます。
その変化の過程の中で起こる気になる症状や病気などを診断・治療するのが一般婦人科外来です。
肩こりや貧血などの症状も女性ホルモンのバランスが崩れて起こるケースもありますので、まずはご相談ください。
当院で検査をして異常が認められなかった場合には専門の科を紹介するなど、病気の交通整理のような役割も果たします。

受診のタイミング

普段から次の点をチェックし、気になる症状が出たら受診するようにしましょう。

月経の症状
正常な周期は25~36日、期間は5~7日です。周期や期間が乱れる場合には生理不順(月経不順)の可能性があります。
また生理痛(月経痛)として下腹部痛や腹痛、お腹が張るなどの症状を伴うことがありますが、日常生活に支障が無い範囲なら正常です。
不正出血
月経以外の不規則な出血がある場合は受診をしましょう。
おりものの異常
正常なおりものは無色透明~クリーム色で無臭に近いものです。
外陰部の異常
外陰部がかゆい、赤くただれる、痛い、しこりがあるなどの症状がある場合には受診しましょう。
腹痛
子宮の病気(子宮筋腫、子宮内膜炎、子宮内膜症など)や卵巣・卵管の病気(卵巣機能不全、卵巣のう腫、卵巣腫瘍など)によって腹痛が起こるケースもありますので、早めに受診しましょう。

 

子宮内膜ポリープ

子宮内膜ポリープとは、子宮内膜が異常に増殖してできた良性の腫瘍です。女性ホルモン(エストロゲン)の影響で起こるといわれています。
症状としてはほとんどが無症状ですが、まれに不正出血を起こすことがあります。
症状の悪化がなければ経過観察となりますが、悪性が疑われる場合や自覚症状が強ければ、ポリープを摘出します。

子宮内膜ポリープの検査と治療

子宮鏡検査を行います。子宮鏡検査とは、細い内視鏡を膣から子宮の入口へ通して子宮内腔の状態を検査します。
超音波検査やMRIで子宮内膜ポリープが発見されることもあります。
ポリープが発見された場合、子宮鏡下ポリープ切除術を行うことができます。子宮の中に内視鏡(子宮鏡)を入れて手術を行います。

 

費用のご案内

項目 費用(税込)
子宮内膜ポリープ日帰り手術 約30,000円
※他院にて不妊治療中の方は、お受けできかねますのでご了承下さい。